面白い事

私は面白い事が大好きです。
私の大学時代の友人はかなりのツワモノばかりでした。
そんな友人を紹介します。

家庭教師の派遣スタッフの仕事をしていた時に
アニメオタクの少女系趣味の友人K に小学4年生の女の子を
紹介したところ、かなり楽しめた。

例えば、私が友人の似顔絵を小学生ぽく描いて
「これOちゃんが、お前に渡してって頼まれた」

と言って、Kに渡したところ、私が描いたとも知らずに
大学卒業までKの部屋に飾られていた。

卒業の時に打ち明けたらグーで殴られた・・・・・
(他にも、ラブラブレターまがいの事もやっていたので自業自得)

後から考えて、家庭教師をしていた1年半、ずっとそういう目でOちゃんの
事を見ていたと考えると・・・・・(恐ろしい&爆笑)

小学生犯罪が増えている今となったら恐ろしくて出来なかった。

ガンバの遠藤

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ガンバの遠藤かと思った。

雨の日の思い出つづき

「ちょっと、通報があったものでよろしいですか?」
長い沈黙を破るように警察官が聞いてきた。
何も言わずにうつむいたままの彼女。

次が拙かった。
長い間逢えなかった彼女との再会を期待して、Dの腕の中には
むき出しのコンドーさんが握られていた・・・・・

「ちょっと、君こっち来て、住所は・・・・」

するとDは降りしきる雨の中訳も分からず夢中でその場から逃げ出していた・・
追いかける警官、彼女との別れを確信し、泣きながら走るD。

身元引受人を頼むと私の家に電話があったのは、その日の早朝でした。
今でも、雨が降るこの時期にはDの事を思い出します。

「もし、もし、俺だけど岡山まで迎えに来て・・・」

「うるせー、寝ろ。ツーツーツー」

ごめんな、D。そういえば、お前どうやって帰ってきたんだっけ?

雨の思い出

牛のゲップで海面が上昇する。
凄く昔に「進め電波少年」で松村が牛のゲップを減らすとか言ってそのままゲップを吸い込んでいた・・・・(物凄く臭いらしく、むせ返っていた)
こんな冗談のようなネタだと思っていた事もなんだか最近はバカに出来ない事だとどこかの学者が発表をしていたが、最近のニュースで沖ノ鳥島が海に沈むのも時間の問題だと言われている・・・・。(つーか、中国じゃ無いけどあれは島って言うより岩じゃん)
そのせいかどうかわからないが、4月が目茶苦茶寒かったり、かと思うともう梅雨入りしたんじゃないかと思うぐらい雨が多い。
この雨の続く日に地球の異常気象を心配するとともに雨の日の思い出を思い出した。

友人の話になるが、大学の1年の時に3年生の彼女と付き合っていたDは中々の男前、しかしながら酔っ払うと性質が悪く、すぐに所構わず喧嘩をするろくでなし。
一緒のサークルとバイトをしてたので酒さえ飲まなければまあ、普通の奴だった。
さてさて、このアル中Dの彼女は教育実習で実家の在る岡山に帰っていた。
そこで偶然昔の彼氏にバッタリ逢って、後はお決まりのコース、アル中Dとの恋仲も徐々に冷めてきた。でも、彼女の方から切り出す訳も無く、なんとも言えない関係を1年も続けていた。彼女はとうとう実家の在る岡山に就職が決まりDとの関係もこれで終わりかと思っていた。するとDが
「俺、あいつの事やっぱり好きだから、忘れられん、これから岡山行って来る」
何を思ったか、バイトが終わり居酒屋で飲んでる時に言い出した。
外は大雨、電車も終電を残すのみ。私はなけなしの1万円を貸してやり、暖かくDを見送った。Dは感謝の言葉も無いまま慌てて終電に向けて走って行った。

最後の雨

最後の雨

ホントに青春しやがって・・・正直そこまで彼女を好きでいられるDが羨ましかった。





ここまでは、実際に私が見た話、次からはDから聞いた話。
雨が降りしきる中、彼女の手紙に書いてあったアパートの階段で彼女の帰りを待つD
古いアパートで彼女の部屋の電気は付いていない。そっとドアに耳を当てても人の気配はしない。「もう寝ているのか・・・」嫌、それならそうと朝起きてくるまでドアの外で待とう。そしてもう一度彼女に言おう「お前の事が大好きだ。お前をもう一度振り向かせてみせる。」Dは根性のある男である。夜中の11時から朝まで待つつもりだった。雨が激しく降ってくる、雨宿りしているとはいえ、びしょ濡れだ。寒い体を震わせながらDが待つ事5時間。
彼女は誰かに送られて帰ってきた。微かに重なる影と影、どうやら口付けを交わしている雰囲気だ。バイバイとかわいらしく手を振る彼女、そこへDが声を掛ける。
「やあ、お帰り」彼女はびっくりして「キャーッ、誰〜!」辺りに響き渡る悲鳴で隣近所の電気が付く。
「俺だよ、俺」長髪のDは髪が濡れて誰か理解してもらえない。彼女は部屋に入ろうとする
「俺だよ、俺、Dだよ」彼女はやっと気付き「えっD?」やっと気付いてもらえたDはそのまま胸の内に秘めた思いを彼女にぶつけた。困惑する彼女、長い沈黙が流れた。

その時「すいません、通報がありまして駆けつけた警察ですけど。」住民の誰かが通報したようだ。

つづく